【書評・要約】完全版 無税入門

無税1000万円超への道!

家・只野範男が、『完全版 無税入門』と題して、「サラリーマンが副業で節税する方法」を解説する1冊。

書籍の紹介文

お金をノーリスクで儲けるには、どうすればいいでしょうか?

あなたはどのように思いますか?

 

本書は、税率の高いサラリーマンが、

「黒字の給料で発生する税金を赤字の副業を使って無税にする」スキームを解説する一冊。

これから副業を始める方が、知っておくべき節税方法をまとめたのが、本書です。

税務署が絶対に教えてくれない、安全に「無税」にする方法が学べます。

税金の計算方法、税務調査についてのノウハウが身につきます。

 

【要約】15個の抜粋ポイント

①〈所得税の計算式〉1 収入-必要経費-各種所得控除=課税所得金額

          2 課税所得金額×税率-控除額=所得税額

 

②節税の基本は、この所得控除の徹底活用です。

自分が使える所得控除を見つければ、その控除額に自身の税率をかけると、

所得税がいくら安くなるかがわかります。

 

「無税の人」には、本業の他に副業を継続して運営できる人しかなれません。

その副業も、利益がでていない赤字経営の副業です。

副業の赤字と給与所得の黒字を相殺することで、天引き所得税が還付されます。

これが「無税の人」になるスキーム(枠組み)です。

 

副業の種類は問いませんが、一定の売り上げが確保でき(そうでなければ、事業所得の認定がおりない)、

そこから必要経費を引くと赤字になる副業を営めるサラリーマンだけが、「無税の人」になれるのです。

 

④・事業所得として認定されるレベルの売り上げをキープすればいいので仕事がラク。

・納付した所得税が戻る。

・住民税ゼロなので、非課税世帯になれる。

以上を考えると、副業は赤字ですが、売り上げと還付金が手に入るので、トータルでみれば黒字で採算はとれています。

 

⑤青色申告者の特典は特別控除の65万円ですが、事業所得が赤字の場合、この特典は使えません。

また、黒字の場合でも、事業所得が65万円を超えず40万円なら、特別控除は65万円ではなく40万円になります。

 

⑥「無税の人」になるには、赤字の副業を経営する必要があります。

そして、赤字が原因で廃業に追い込まれないためには、次の3点が重要です。

・副業のために新たな支出をする必要がないこと。

・新たな支出は売り上げでカバーできること。

・必要経費が生活費の中からでること。

 

⑦副業の選択については、次の3点を押さえておきましょう。

・好きなことを選ぶ。

・本業を圧迫しないものを選ぶ。

・起業に資金がかからないものを選ぶ。

 

⑧「無税の人」を長年続け、1000万円超えを目指すには、次の3点が必須要件です。

・副業を永続できること。それには無理をしないこと。

・事業所得の認定を得るため、年商(売り上げ)を最低50万円~100万円にすること。

・赤字決算が痛くない副業を選ぶこと。

 

⑨「脱サラ」して5年後、個人事業主として働く人たちを対象にしたデータを紹介しておきます。

・92%の人が年収はサラリーマン時代の方が多い

・6%の人が年収はサラリーマン時代と同じ

・2%の人が年収はサラリーマン時代より多いこのように、年収からみると、「脱サラ成功率」は1割以下です。

 

⑩生活レベルを下げず、所得を減らす方法があるでしょうか?

あります。

その方法は次の3つです。

 

1所得控除を積み上げる

2必要経費を積み上げる

3損益通算を活用する

 

所得控除とは、収入から差し引ける項目のことです。

具体的には基礎控除、配偶者控除、扶養控除などがあります。

損益通算とは、税法の基本ルールのひとつで、赤字の所得と黒字の所得は相殺することができます。

 

⑪事業で生じた純損失(赤字)は、翌年に繰り越して控除することができます。

この優遇策を利用するには、2つの条件があります。

1期限内に確定申告をする

2青色申告を申請している

 

損失申告の確定申告書の書き方は、税務署で教えてくれます。

損失申告で繰り越した損失額は、その後3年間、黒字から差し引けます。

 

⑫税金を最小限に抑える方法は、次の2つです。

1自分で節税術を勉強する

2税の専門家に援護射撃を求める。

「1」は自力防衛で、「2」は〝傭兵〟を雇う他力防衛。「2」は節税できた分で高い手数料がチャラになり、お釣りがきます。

傭兵にギャラを払いたくない人は、市町村や納税協会などの無料相談を利用しましょう。

税務署でも無料相談をやっています。

 

⑬「継続性なし→事業性なし」――これが副業の所得が雑所得に分類されるオーソドックスな考え方です。

副業が「反復・継続・独立」の3点条件を満たせば、その所得は事業所得として申告できます。

 

⑭「無税の人」になるための手続きの第一は、住所地管轄(電話で教えてくれます)の「税務署」に事業(副業)内容を届けることです。

税務署ですることは、開業届(書類1枚)を出すだけです.。

 

開業届は出さなくても罰則はありません。

出さなくても事業は開始できますし、事業の運営に差し障りもありません。

ただ、提出する方が次の4点でトクです。

 

1事業経費の算出は、開業届に記載した開業日からになります。

2青色申告者には65万円の特別控除が受けられるなど、様々な特典があります。

 特典を受けるには、開業届の提出は必須です。

3翌年から確定申告の書類を郵送してくれます。

4屋号で銀行口座がつくれます。

 

⑮痛くない赤字と給与所得の黒字を損益通算することで、課税所得をゼロ円にする――。

このスキームで無税装置を回し続け、長期にわたって還付金を頂戴する。

 

名付けて「ボチボチ副業・コツコツ節税」。

 

これは長期積立貯金によく似た投資の変形です。

この「変形投資」を長年にわたって続けられれば、所得税の還付金と、本来払うべき住民税の合計で1000万円超えも十分可能です。

さらに、住民税非課税世帯ですから、自治体が提供する教育、福祉などのサービスが廉価で受けられる恩恵も長年にわたり享受できます。

 

【実践】3個の行動ポイント

開業届を出す!

必要経費を積み上げる!

白色申告する!

 

ひと言まとめ

節税は「安全確実なノーリスクの投資」だ!

書籍情報

【書籍名】完全版 無税入門

【著者名】只野範男

【出版社】飛鳥新社

【出版日】2018/10/25

【オススメ度】★★★

【頁 数】197ページ

【目 次】

      第1章 時は移り、機は熟した

      第2章 旧「無税入門」出版後、どうなった?

      第3章 激震!東京地検特捜部が出動

      第4章「節税」は必ず儲かる投資術

      第5章「無税の人」になるノウハウ

      第6章 雑所得と事業所得の分類学

      第7章「無税の人」になる手順

      第8章「無税の人」の前に立つ3つの壁

      第9章「無税の人」成功実例集

      第10章 サルでもできる超ラク確定申告

      終章 グレーゾーンの歩き方

 

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