【書評・まとめ】人の運は「少食」にあり「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 

少食で運気が上がる!

宗教家・広島大学大学院総合科学研究科教授・町田 宗鳳が、『人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 』と題して、仏教的な観点から

”少食長寿”を過去の偉人のエピソードなどを交えて解説する1冊。

書籍の紹介文

「おいしいものを少しずつ食べて長寿を楽しむのか、身体が求めてないものまでも無理やり大量に食べて、短命で終わるのか、あなたなら、どちらを選びますか。」

「ほんの少しの努力で、少食の習慣を身に付ければ、物事への執着が少なくなり、シンプルなことをそのまま楽しめるようになります。

人生が豊かになるというのは、何かを付け足すのではなく、与えられたものをしみじみと味わうことです。」

本書は、少食がもたらす計り知れないメリットについて仏教的観点で解説する一冊。

水野南北の勧めた「少食開運」の具体的なやり方と断食の方法が学べます。

【要約】15個の抜粋ポイント

❶人相が凶であろうと吉であろうと関係ありません。

今から食を慎みなさい。

粗食少食を基本にすることです。

そうすれば、きっと運は好転します。

晩年は財をなし、幸福かつ健康で、長生きが出来ます。

大食や暴飲をすることは、自分の命を的にして、弓を引き、矢を放つようなものだ

江戸時代の半ば頃、庶民の間で「万に一つの誤りもなし」と絶大な信頼を得ていた水野南北(一七五七─一八三四)

❷彼(水野南北)が戒めたのは、心の卑しさです。

節制するのも自分、節制しないのも自分です。

自分がまず、食の節制を受け入れ、身体を大切にしようと覚悟を決めなければなりません。

心がしっかりしていれば、身体も長く、美しく、保たれることになりますが、心がズサンであり、食をおろそかにすると、身体は短期間で損なわれていくと言うのです。

❸私のモットーである「メンタルなことは、フィジカルに」ということも、「健全な心は、健全な肉体に宿る」(Asoundmindinasoundbody)と昔から言われて来たのと同じ考えです。

❹〈運気が上昇する場合〉一.短命の相の人が長寿の相になる方法

たとえ現在、相が凶と出ていようが、食を慎み、少量かつその量も安定していれば、必ず身の程の幸福と長寿が約束される。老年は吉となるのである。

❺〈運気が上昇する場合〉二.貧相の人が財をなす方法

貧相を克服したければ、まず自分が、いかに金に困っているかをはっきりと自覚することである。

自分の経済状態を知れば、粗食に徹し、規則正しい食生活を送る覚悟が決まる。

そうすれば、人相も変わり、次第に金がたまってくる。

悪運を変えたければ、金のことばかり考えるのではなく、まず徳を積むことから始めよ。

徳を積めば、おのずと富も増すのである。

❻〈運気が上昇する場合〉三.悪相の人が、幸せになる方法

少食の人は、大食の人よりも悪事をなさない。

少食を常とするのは、女性なのである。

女性に大悪人がいないのは、少食のためである。

男性は、大食をする者が多く、自分の強気を誇示し、従って徳が少ない。

だから、粗食少食をし、その量、時間などもきちんと決め、規則正しい食生活をすることで、徳を積めばいいのである。

 

❼〈運気が下降する場合〉一.長寿の相の人が短命に終わる

若年より飲食におごり、食べたい放題食べていた者は、老年になってから、運気は必ず落ちる。

❽〈運気が下降する場合〉二.福相の人が貧困であり続ける

福相であり、かつ貧困というのは、心に誠実さがないからで、いつか犯罪に巻き込まれて自滅するかもしれない。

❾〈運気が下降する場合〉三.善相の人の運が下がる

今、裕福であったり、幸福であったりしても、食の節制がなければ、財が減っていくか、また子孫に欠けるか、とにかく何かに欠けていくのである。

少食の者には死病の苦しみや長患いがない

⓫少食は人格を高貴にする

⓬南北の勧めた「少食開運」の具体的なやり方

 

一.腹七分

二.副食は「一汁一菜」。

三.食べる量を一定させること。

四.食べる時間を決めること。

五.酒、肉食もよいが、ひかえめにすること。

  摂り過ぎると、必ず病気、短命になる。

 

六.青菜の類はいくら食べてもよい。

七.非常時には、大食も可(戦いの前などの非常時の場合)。

八.食欲がない時は、無理して食べない。

九.残すのはもったいないと思って食べてはいけない。

  自分の身体をいたわり、食べないことこそが、徳をなすことである。

 

十.食の節制は、ケチではない。人に対してふるまう時は、ケチってはいけない。

十一.食は天から与えられたものと心得、むやみに食い散らかしてはいけない。

十二.こうした食の節制を、少なくとも三年間続けなければいけない。

⓭一つのことに拘らない大らかさは、自分にも過度なストレスを与えず人生を楽しめ、他人にもストレスを与えません。

人は無理をせず、適度に運動し、おいしい物を少し食べ、ゆっくり温泉にでも浸かって、馬の合う人と楽しく語らい、天寿をまっとうすべきです。

その中で、万物に感謝し、生きることの喜びを嚙みしめることこそ、本当の意味での宗教生活ではないでしょうか。

宗教家が長生きする理由は、節制、感謝の念、宗教体験、利他の精神の四つの理由に尽きるのです。

⓯マザー・テレサの言葉を紹介しておきましょう。

 

どんな人にあっても、まずその人のなかにある、美しいものを見るようにしています。

この人のなかで、いちばん素晴らしいものはなんだろう?

そこから始めようとしております。

そうしますと、かならず美しいところが見つかって、そうすると私はその人を、愛することができるようになって、それが愛のはじまりとなります。

【実践】3個の行動ポイント

✔️食べる時間を決める!

✔️食欲がない時は、無理して食べない!

✔️腹七分!

ひと言まとめ

少食で人生ハッピー!

 

 

 

 

書籍情報

【書籍名】人の運は「少食」にあり 「プチ断食」がカラダとココロに効く

【著者名】町田 宗鳳

【出版社】講談社+α新書

【出版日】2013/1/21

【オススメ度】★★★☆☆

【頁 数】168ページ

【目 次】

第一章 運命好転の秘訣は少食にあった

人相占いの達人・水野南北

無頼の徒だった若き南北

南北のユニークな武者修行

豊受大神の啓示を受ける

究極の運命好転法

三年で結果が出る

節約の美徳を忘れた日本人

食の「断捨離」

第二章 なぜ坊さんは長生きするのか

ブッダの食事

宗教家が長生きする四つの理由

法然の鷹揚な生き方

菜食主義をやめた親鸞の知恵

恋の達人だった一休の長寿

中医学がすすめる三つの養生法

食べ方で人格が決まる

トイレに現れるその国の民度

第三章 現代人のための「ありがとう断食セミナー」

週末を利用した心と体のリセット・タイム

場所が放つ「気」を感じるヨガ体操とスロージョギング

手作り酵素で細胞再生

休憩中はみんなで歓談する「ありがとう呼吸法」

SOHO禅の三本柱

声は人を若返らせる

誰でも体験できる神秘体験

腹黒い人は宿便を出せばいい

断食明けに頂く「感謝の食事」

リーダーこそ断食すべき

第四章 「食べる道楽、食べない道楽」

本物のグルメになる

青汁一杯で元気一杯

玄米生菜食は究極のローフード

朝食を抜くことから始めよう

大食漢だった甲田光雄医師

一日二食主義と一食主義のどちら

酵素力のある食べ物を摂る

日本の自然農法に大きな使命

肥満大国アメリカの悩み雑

種民族には雑食が似合う

第五章 肉体は神のやしろ

肉体を喜びで満たす

身体感覚を開く

宗教体験としての快楽

食卓から始まるエコライフ

放射能汚染時代の食生活

ニッポンの原体験としての東日本大震災

 

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