【書評・要約】僕たちはもう働かなくていい【嫌な仕事、面倒なことはしなくても生きていける!】

嫌な仕事、面倒なことはしなくても生きていける!

 

実業家・堀江貴文が、『僕たちはもう働かなくていい』と題して、AIやロボットが進化するこれからの未来

を解説する1冊。

 

書籍の紹介文

あなたは何のために、働いているのですか?

生きるため?

その必要はない!

なぜなら、AIやロボットによって生活のために働かなくてよくなった。と著者は説きます。

AIやロボットの話なんて、自分には無関係だと思いますか?

それは大きな間違い。

今や、あらゆる身近な場に、AIはすでに利用されている。

この先、AIは社会の仕組みや仕事の進め方を、ひいてはこの世界全体のあり方までをも変えようとしているのだ。

と著者は説きます。

「今後はAIやロボットを使いこなす人と、そうでない人との格差の拡大が始まる。

使いこなす側が受けられる恩恵と、使いこなせない側の不利益は、これまでの格差とは比べものにならないほど、大きくなるだろう。」と筆者は説きます。

本書では、AIやロボット技術によって変わる、私たちの仕事や暮らし、学び方、時間の使い方……そして生き方そのもの、

について解説する一冊。

最先端のAIやロボットの知見を得ながら、日々の生活にさらなる刺激を注入できます。

AIやロボット関連のビジネスで成功するためのポイントが分かります。

【要約】15個の抜粋ポイント

❶AIが人間に近い「手」を持ったとき、ディープラーニングの進化は、とてつもない大ジャンプを遂げる──。

「手」そのものが大事というより、知覚・感触によって得られる、身体性を通過したビッグデータが、進化には重要だという話だ。

 

❷自分自身の分身が、働いてくれる時代は、きっと来る。

私は著書『多動力』のなかで「自分の分身に働かせる重要性」を説いたが、その究極形がアンドロイドだと言える。

いずれ、ひとりに1台、何なら複数のアンドロイドを所有して、面倒ごとはすべてロボット任せ、自分は好きなことだけやっているという時代になるかもしれない。

ここでも持つ者と持たざる者の格差は、とてつもないものになるだろう。

 

❸「開発の仕事の本質は、よく〝ものづくりより、ものごとづくり〟と言われます。

私も正しい理念だと思います。

〝ものごと〟をつくらないことには、既存のものによって行動を制限されている人たちの不便を、解くことはできません」

 

❹パーソナルモビリティには、スマホのように爆発的な普及時代が到来する可能性を感じざるを得ない。

パーソナルモビリティも、ヒューマノイドやアンドロイドの研究も、極論すると、人間の「身体拡張思想」のひとつの解答でもある。

 

❺娯楽の場を出できる才能は、AIロボットよりもきっと人間の方が有利であり続けるはずだ。

現在、私が飲食業のビジネスモデルとして注目しているのは、スナックだ。

仕入れはほとんど酒屋との連携で自動化されており、ママの愛嬌とコミュニケーションの才能で、集客をうまく回している。

スナックの本質的構造を応用して、話題のストリーミングサービス「SHOWROOM」は成功をおさめている。

中途半端に人を介在させるのではなく、魅力的なママだけは人間で、あとの作業を担うのはロボットで十分だ。

 

❻自動化の波は、すごい勢いで外食産業の労働環境を変えていく。

AIロボットの導入が進むにつれて、有人サービスと無人サービスの二極化がいよいよ本格的に進んでいく。

有人サービスは、知識豊富な手厚いコンシェルジュとしての機能が、いっそう求められることになるだろう。

 

❼自分自身で無人配送ロボットのビジネスを進めていくなか、より確信を強くした。

仕事のAI化、ロボット化の流れは、もはや止められないのだ。

それでもまだ、多くの会社で人手が使われている理由は、「人が相手だと安心できる」「客は人による接客を求めている」という、根拠不明な思い込みがほとんどだ。

どんなに抵抗や先送りを試みても、AIやロボットによる自動化は粛々と進んでいく。

人件費よりも減価償却費が下回れば、機械化やロボット化が進むのは当然の帰結だろう。

 

❽いくつもの取材を重ねるなかで、複雑なAIやロボット関連のビジネスで成功するためのポイントが見えてきたので、紹介しておきたい。

まずは、チームビルドの重要性だ。

組織づくりと言い換えてもいい。

何かを成し遂げる、特にAIロボット開発のような高い専門性と技術、情報収集能力が問われる事業を手がけていくには、優れたチームが不可欠だ。

それからAIであれ、ロボットであれ、どんなに技術的に優れていても、商品化して世の中に広く普及させるためにはもうひとつ大事なことがある。

商品のネーミングやキャッチコピーだ。

そして、ネーミングやキャッチコピーとも関連してくるポイントだが、製品に対する「愛着」の出も欠かせない。

パーソナルモビリティであれ、ヒューマノイドであれ、人のパートナーロボットになるためには、「こいつとずっと一緒にいたい」と思わせることが肝心だ。

意外と、高い機能性よりも重要だったりする。

 

❾僕たちはもう働かなくていい。

嫌な仕事、面倒なことはしなくていい。

これからの時代、生き残れるのは、安定した仕事を与えられた人でも、お金持ちでもない。

働かなくてもいい世界で、なおモチベーションを持ち、何かの行動を起こせる人が、生き残れるのだ。

AIやロボットは、そうした人たちをふるい出すツールでもある。

 

ひと昔前まで、GDPに組み込まれている仕事とは言えなかった遊びや趣味が、仕事に成りかわり始めている。

いや、もしかしたら従来的な仕事よりも、はるかに儲かるようになってきたのだ。

給料や時給を、財とみなしているうちは、財の根本的な性質が変わってきている現在の潮流を、きちんと読み取れていない。

「財が足りない」と嘆く人は、「どこに財があるのか気づいていないだけかもしれない」と、まずは考えを改めてみてほしい。筋のいい情報と、俯瞰的な視点をきちんと持っていれば、尽きることのない財は、あなたのすぐ近くにあると気づけるはずだ。

テクノロジーを信じて、好きなように行動してみてほしい。

こんなところに財が山ほどあったのか!と、新たな発見ができるはずだ。

 

⓫人類の悩みのけっこうな大部分が「食えなくなる」ことだったわけだが、その悩みが社会制度で解かれようとしている。

このムーブメントに呼応するように、食料を無料で製造・供給していこうという動きも、活発化している。

AIやロボットの導入で、農業の自動栽培は、かなりの面で可能となっている。

 

⓬テクノロジーは決して、人々の仕事を奪うものではない。

AIやロボットも同様だ。

彼らは、むしろ人に新しい仕事を増やしていくものと考えていい。

彼らをケアするための新しい学問が生まれ、システム従事者やメンテナンス技師、AIアプリ開発の仕事は、慢性的に人が足りない状態になる。

また多くの人間にとって「面倒くさい」仕事をAIやロボットが引き受けてくれるというなら、「面倒くさくない楽しい」仕事は、グッと増えていくはずだ。

具体的には、人間のコミュニケーションが価値そのものであるような仕事だ。

ソムリエやパティシエ、カリスマ家電販売員やBOOKキュレーター、カウンセラーなどの需要はますます高まるだろう。

マッサージ師や美容師、パフォーマンスで見せるアーティストやお笑い芸人、タレントの活躍の場も増える。

ソフトバンクの孫正義さんは、「いまはAIのエンジニアとデザイナーが必要。ハイテクでなく、ハイタッチで人の心にタッチできる仕事が求められる」と語っていた。

的確な見識だ。

AIロボットが社会進出を果たしていったとき、私たちは、人にしかできないものは何か?という根源的な問いを突きつけられることになる。

 

⓭未来予測なんて、するだけ無駄だ。

世界中の誰も未来を正確に言い当てることなど、できない。

私の意識はすべて、〝いま〟に集中している。

面倒な仕事は全部なくなる。

楽しいことだけ、やっていていい。遊びが仕事になる。

私はすでに、そういう世界で生きている。

 

⓮私たちは、テクノロジーを使いこなす。

使いこなさなければいけない。

テクノロジーと共に社会を築いていくより、ほかに道はないのである。

 

⓯どう生きても、いい。

あなたは、何をして、生きていきたいのか?

本書を読み終えたあと、いま一度、じっくり考える機会を設けてみてほしい。

行動しよう。

 

【実践】3個の行動ポイント

✔️好きなことを見つける!

✔️行動する!

✔️モチベーションを保つ!

 

ひと言まとめ

AIやロボットは味方!

使いこなして楽しく生きる!

 

書籍情報

【書籍名】僕たちはもう働かなくていい

【著者名】堀江貴文

【出版社】小学館

【出版日】2019/2/6

【オススメ度】★★★☆☆

【頁 数】153ページ

【目 次】

はじめに

第1章 AIから目を背けるバカとはつき合うな

AIとの同期で知能が数千億倍になる

AIを制御する意識を捨てないことが必要

「人とAIが同期する姿」を見据えている

「身体性」で人間同様の成長を遂げさせる

画像認識の能力ではすでに「人間超え」

「目」と「耳」の次は「手」が必要

東大の松尾豊さんは「5本指がベスト」

日本は「手」の開発で世界をリードできる

より役に立つ「AIロボット」の開発へ

雑務はAIロボットに丸投げできる

「手」のおかげで文明を継承できた

人間のまま「死」を迎える最後の世代か

第2章 AIロボットで「多動力」を発揮する

ソフトバンクがロボット第2弾を発表

「マツコロイド」の研究者が目指す先

「23歳の女の子」ロボットとの会話

「エリカ」の技術はすでに実社会で応用

たまにかみ合わないのは「人間と同じ」

テクノロジーが生んだ美少女との交流願望

エリカとは別の見逃せないロボット

インタラクションを可能にしたロボット

人間の悩みや苦しみをなくす存在になる

最先端技術もどんどん安価になっていく

人づき合いが苦手な若者や高齢者の需要

ホリエモンロボットをつくりたい

自分自身の「分身」に働かせる時代

次は「自分自身」を〝丸ごと〟拡張する

テクノロジーを捨てたら人間でなくなる

第3章 パーソナルモビリティは〝スマホ化〟する

ひとり1台時代が到来するかもしれない

日本企業が存在感を失いかけている

「人機一体」を味わえる最新マシン

カングーロの操作はいたってシンプル

やりたいことをやって死ぬのが一番

ものづくりより〝ものごとづくり〟が大切

人間は「心と身体と社会」からできている

パーソナルモビリティからAIロボットへ

乗車中の快適さを追求する道にも期待

グーグルやアマゾンも莫大な予算

〝身体拡張〟によってワクワクする体験

第4章 「無人化時代」はチャンスに変えられる

iPhoneもAIでさらに進化

「無人コンビニ」が日本にも登場

ロボット化を進めないから人手不足

人間の役割は一部の接客だけになる

自動配送ロボットの研究を始めた理由

人が働く10分の1程度のコストに抵抗してもロボット化は粛々と進む

投資や発掘もAIでリスクヘッジ

有益なデータを持つ者が富裕層に

盤面ゲームは「AI対AI」の領域に

藤井くんの戦法はAIで鍛えられた

「AI教師」を活発に導入していくべき

AI&ロボットビジネス「成功の秘訣」

ネーミングセンスで〝キャズム越え〟

「愛着」の答えがビジネスチャンスに

第5章 リデザインされる世界をどう生きるか

ゴールドマン・サックスにもAI化の波

アマゾン倉庫内の写真が出回らない理由

「何のために働くのか」の本質に気づく

何かの行動を起こせる人が生き残れる

「財が足りない」という意識を改める

真の「働き方改革」を成し遂げよう

ひたすら好きなことをしていればいい

経済を〝マイナス成長〟させる人たち

完全自動栽培で食料は無限に得られる

現代の「ラッダイト運動」を起こすな

テクノロジーが新しい仕事を生みだす

人間の〝身体拡張〟の最良サポーター

1秒たりとも後悔しない「私の生き方」

おわりに

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