【SNSはなりたい自分!】
元アイドル/起業家・ゆうこすが、『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』
と題して、ファンと熱量を集めるSNSのつくりかた、
を解説する1冊。
書籍の紹介文
知名度0からフォロワーを増やすには何が必要だと思いますか?
それは共感されること、そして有益な情報であること!
と著者は説きます。
本書は、自身の失敗談から成功に至るまでの過程でファンを増やしたノウハウについて解説する一冊。
どうすれば共感されるのか?有益な情報の発信の仕方
を実例を交えて知ることができます。
ファン層ごとにSNSを使い分ける方法が分かります。
【要約】15個の抜粋ポイント
❶自分のやりたいことや方向性を語り、思い入れを持ってもらうことがどんなテクニックよりも、一番大事なのです。
❷まったく稼ぐことができなかった敗因は、「ビジョンが描けていなかったこと」だと思います。
さらに成功できなかった理由は、もう一つあります。
それは、私が心からワクワクできるテーマを選べていなかったことです。
自分がワクワクすることじゃなければ、発信しても意味がないし継続できない。
今なら、はっきりとそう断言できます。
SNSは、発信する人の熱量がそのままフォロワーに伝わってしまう場所だからです。
中途半端なモチベーションで発信していては、発信力も影響力もつけることはできないのです。
心からワクワクできるものとは、お金がもらえなくても、やりたいと思えるもの。
反応があまりなくても続けられるもの。
そういうものだと思います。
❸SNSを使って思うのは、〝ニッチであればあるほど熱量が高まる〟ということ。
「わかる~!」という共感で拡散されていくので、現実世界で共感してくれる人が少なく、また、つながりを求めている人が多いニッチな分野であればあるほど、フォローしてくれる一人一人の熱量は高まる。
そして、クライアントにも「面白い!」と思ってもらえたのです。
ニッチに攻めて特によかったなと思ったのは、すごい人に面白がってもらえたということです。
❹自分のことって、自分が想像している100倍くらい、実は相手に伝わっていない。
このことを理解しておかないと、SNSの世界では戦っていけないと思っています。
私はSNSの自分をブランディングする際、
❶どんな主人公なのか
❷どんなストーリーなのか
❸どんな人に見てほしいのかと、
まるで漫画の設定のように考えています。
❺仕事につなげたいと思ったら、肩書きもつくっておいた方が有利です。
「肩書き」は、「「人気者になる!」「ブランドを立ち上げる!」というくらい漠然としたものでもいいので、まずはあなたにとっての理想のゴールを設定してみて下さい。
フォトグラファー」「モデル」「ライター」など、一般的なものでもいいのですが、私のオススメは「唯一無二の肩書き」です。
「一般的な肩書き」に「自分の強み」をプラスした肩書きは、見る人に自分がどんなキャラクターなのか伝える上でも、とても役に立ちます。
夢を「具体的な目標」にすることができたら、次はそれをいつまでに達成するべきか、最終回に向けて、何話目までにどんな展開にしておきたいのかを考えるのです。
❻私は何事も、最初に発信した人が勝つ!と信じています。
まだ誰も挑戦していないフィールドは、完全なブルーオーシャン
だから、みんなが「どう使おう」「失敗したくない」と悩んでいる間に、どんどん挑戦して失敗したい。
たとえクオリティが低くても、一番先に情報を出せれば、それだけで目立てるし、圧倒的なチャンスがあると思うんです。
ただでさえ挑戦する人が少ない中、つまずいた問題と、その解決法まで合わせて発信できる人はほとんどいません。
おそらく、100人いたら、挑戦するのは10人くらい、改善策まで赤裸々に発信できるのは、1人くらいの割合でしょう。
となると、その「失敗」は、これからその機能を使いたいと思っている人みんなにとって「有益な情報」になるのです。
情報力の高い失敗って、めちゃくちゃカッコいいですよね。
だからこそ、私は「失敗」はお金を払ってでも買いたい!そう思っています。
でも、その情報を発信するのが、失敗してから1ヶ月後では意味がありません。
失敗したら即検証して、その解決策までセットですぐに発信するからこそ「価値のある情報」になる。
私がスピードを重視する理由はここにもあるのです。
❼知名度0から実際にフォローしてもらうためには、何が必要なのでしょうか?
一つは、〝共感を生む情報〟を発信できているかどうか。
もう一つは、相手が自分をフォローすることにどれだけ〝メリット〟を提供できるか。
この2つだと思います。
❽自分の発信を見る相手の顔を思い浮かべながら、相手の気持ちを考えながら投稿すると、格段に〝共感〟される投稿になりますし、自分の発信の軸もブレてこないです。
❾夢や願望だけでなく、何をプラスして発信すると〝共感〟を生めるのか。
それは、〝理由〟や〝想い〟だと思います。
❿2年半動画編集・投稿をし続けた私が強くお伝えしたいのは、YouTubeはサムネイルが命だということ!
YouTubeの再生回数は、サムネイルで決まります。
参考にしたいYouTuberさんが付けているタグを見るのが一番だと思うのですが、残念ながら表示されません。
参考にしたい動画を開き、動画画面以外の白い部分どこでもいいので右クリックし「ページのソースを表示」をクリックします。
次にMacではF(Windowsの場合ではCtrl+F)で「keywords」と検索すると、その動画に付けられているタグが出てくるんです。
⓫興味を持ってもらうためにまず重要なのは、アカウント名。
ここは一瞬で「あなたが何者なのか?」ということが明確にわかるものにしましょう。
例えば、「ゆうこす/モテクリエイター」のように、第1章で決めたキャッチーな名前の後に、肩書きを付けるなど。
ある程度フォロワーが増えるまでは、あなたは誰なのか、何をしている人なのかが伝わるアカウント名にした方がいいと思います。
⓬プロフィール欄の1行目に発信テーマと見るメリットが端的に、印象的な言葉で書いてあるアカウントはフォローされやすいです。
見た人にダイレクトに、その人の特徴が伝わるからです。
ちなみに、私のInstagramのプロフィール欄には、左のような文言を入れています。
「モテる為に生きてる」という強めのキャッチコピーからの「モテ情報発信」で、何をしている人で、どんなテーマで投稿していて、フォローすることでどんなメリットがあるのか?ということが、一目でわかるようになっているのではないかと思います。
また、実績や資格、受賞歴など特筆すべきものがある場合は、それも入れた方が効果的です。
⓭「このツイートは自分の気持ちを代弁してくれている」「私が言いたくても言えなかったことを言葉にしてもらえた」。
見た人にそこまで思ってもらえると、リツイートにつながります。
拡散されるツイートには、もう一つ特徴があります。
それは見た人にとって「有益な情報」であるもの!
「この情報は役に立った!」と思ってもらえると、リツイートにつながりやすくなります。
そしてもう一つ大事なポイントがあります。
それは、1ツイートに情報を集約すること!
情報と感想以外にも、関連するURLや、画像などをつけてそのツイート1つで完結させるのです。
それは、見ている側への情報の拡散の負担を減らす配慮です。
⓮インスタでフォロワーを増やすためには、この「ハッシュタグ」をどう使うかが大きなポイントになります。
タグ付けをする時は、Instagramハッシュタグ検索サポートツールの「タグジェネ」というサービスがオススメです。気になるタグや投稿したい写真に関連しそうなタグを入力して検索すると、多くタグを付けられてるものから順にABCD評価で表示してくれています。
その中で、D以下のものが狙い目です!
⓯各SNSの特性をしっかりと把握し、フォロワーの階層をイメージしながら最低でも2つのSNSを使うことをオススメします!
拡散性が比較的あるYouTube・Twitter・Instagramのいずれかを①~③の新規・ライトファン層に向けて。
拡散性は低いけれど想いを伝えやすいブログや生配信を④、⑤のコアファン・マニア層に。
④、⑤の階層の人は、〝ひみつ〟を共有したいのです。
【実践】3個の行動ポイント
✅キャッチコピーをつける!
✅プロフィールを修正する!
✅共感とメリットを意識して発信する!
ひと言まとめ
自分のやりたいことや方向性を語り、
思い入れを持ってもらうことが一番大切!
書籍情報
【書籍名】共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
【著者名】ゆうこす
【出版社】幻冬舎
【出版日】2019/5/31
【オススメ度】★★☆☆☆
【頁 数】221ページ
【目 次】
◆#はじめに
第1章 #SNSの自分づくり
◆SNSでなりたい自分をつくる
◆寝食を忘れられる軸を見つける
◆漫画のようにセルフプロデュース
1あなたはどんな主人公?◆夢や願望だけでは応援(フォローすら)できない
◆わかりやすい旗を振りかざす
◆呼び捨てしやすい名前を付ける
◆唯一無二の肩書きをつくる
◆立ち位置を間違えない
◆丸く尖る
2どんなストーリーにする?
◆理想の最終回に向けて目標を決める
◆目標を習慣に落とし込む
◆挑戦がないと飽きられる
◆SNSの失敗をプラスな注目に変える
3どんな人に見てもらう?
◆相手を限定するほど届きやすい
◆ターゲットが同じSNSに詳しくなる
◆スピードのずれを意識して伝える
◆Checksheet
第2章 #知名度0からフォロワーを増やす
◆共感+メリット=フォロー
◆プロフィールがSNSを制す
◆SNSは1冊の本づくり
1アカウント名は本のタイトル
2メリットを最大限に伝える帯を付けよう!
3ビジュアルでターゲット層に届ける
4内容説明はまとめてわかりやすく!
5ハッシュタグで読者の声をつなげよう
◆いいねとリツイートの差【Twitter】
◆1ツイートに情報を集約【Twitter】
◆ググるよりタグる【Instagram】
◆インスタ映えよりタグ映え【Instagram】
◆タグファースト【Instagram】
1タグ検索で人気のタグを知り、差別化で目立つ!
2英語・カタカナ表記を意識。自分ならどう検索するかを考える
3そのハッシュタグ本当に必要?無駄なタグは付けない!
◆サムネイルが命【YouTube】
◆タグ検索の裏ワザ【YouTube】
◆ライバルが少ない第一人者を狙う
◆発信力の磨き方
第3章 #フォロワーをファンに
◆共感を熱量の高い応援に変える
◆階層分けがファンづくりの入口
◆階層ごとのSNSの選び方
◆トラブルは「好き」が増すチャンス!
◆失敗の投稿も残しておく
◆熱量を共有しあう場をつくる
◆ファンに頼って壁を取り払う
◆褒めティティ
◆完璧さはいらないライブ配信
◆毎日23時にファンと会う習慣
第4章 #ソーシャルパワーを仕事にする
◆SNSだけで仕事をつかむ
◆仕事を依頼したくなるデータのつくり方
◆お金以外にもメリットがある仕事しか受けない
◆フォロワーファーストで依頼の2倍投稿!
◆仕事が殺到するインフルエンサーとは?
◆まずはニッチな世界のトップに
◆人脈は死ぬ気でつくる
第5章 #SNSでブランドをつくる
◆ファンづくりが事業成功の最短ルート
◆PDCAではなくDCPA発信サイクル
◆失敗を一番に発信する
◆ブランドは熱狂的ストーリーづくり
◆ファンと行う共創マーケティング
◆想いをのせて売るライブコマース
1購入者の不安を解消できる
2想いを語れる
3コミュニケーションが取れる
4購入者に感謝を伝えられる
5売れ残りを0にできる
◆意味付けと説得力のあるストーリー
◆ライブコマースで結果を出すテクニック
◆企業アカウントは顧客と仲良くなる場
◆インフルエンサーはプロデューサーを目指そう
◆#最後に