個別株買ってみたい。
配当目当てで投資するならどこ?
そんな疑問にお答えします。
結論、高配当投資するならオリックスです!
オリックスをオススメする理由
総合利回りが13.59%。
総合利回りとは配当金と株主優待価値を合わせた利回り。
オリックスの場合
総合利回り13.59%=配当利回り5.87%+株主優待7.72%
ざっと10年ぐらいで元が取れる計算。
8年目ではなく10年後になる理由。
株主優待額がアップするのは、3年後になるため
オリックスってどんな会社?
一般にはプロ野球オリックス・バファローズのオーナー会社として有名。
1964設立、1970年上場。
事業内容は多角化経営が特色。
金融、リースなど幅広く展開。
海外事業が3〜4割占めているのも特色。
業績は53年間連続黒字。
リーマンショック時でさえ、黒字を出した安定企業。
配当について
前期まで10期連続増配の実績あり。
今期は前期と変わらず増配ストップ。
今期の配当利回りは5.87%。
1株当たり配当金76円。
中間35円、期末41円。
半期に1度振り込まれる。
最小株数100株で7,600円の配当金がもらえる。
配当金には税金がかかる。
上場企業では源泉徴収税率合計20.315%(所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%)
7,600円では1,543円が引かれ手取り分は6,057円となる。
配当利回り=1株当たり配当金➗株価✖️100
5.87%=76円➗1294円✖️100
今期の配当性向は32%。
配当性向が高いと株主還元率が高い。
日本株の平均は30〜40%ぐらい。
配当性向が上がる余地は十分残っている。
今後の増配も期待できる。
2019年11月から2020年3月まで457億円の自社株買いを行っている。
株主還元重視の傾向が強いアメリカでは自社株買いしてる企業が多いが、日本ではあまり見られない行動。
株主重視の姿勢がみて取れる。
優待について
とにかく優待が凄い!間違いなく日本株の中でNo1。
優待目当てでオリックスを選ぶ人も多いです。
株主優待で有名なあの桐谷さんも勧めている。
どんな優待があるの?
カタログギフト優待
ふるさと優待と呼ばれるカタログギフトのプレゼント。
カタログの中から、全国の特産品好きなものを1つ選び、webかハガキから注文する。
年1回のみ、3月の権利確定日までに株主になる必要あり。
Aコース
対象:100株以上を3年以上保有
ギフト価値:1万円相当
詳細はこちら
Bコース
対象:100株以上を3年未満保有
ギフト価値:5千円相当
詳細はこちら
株主カード優待
株主カードがもらえる。
オリックスグループでいろいろな割引が受けられる。
レンタカー3割引、人間ドッグ3割引、野球観戦チケット1割引など。
3月、9月の権利確定日まで株主になる必要あり。
詳細はこちら
リスク
投資である以上リスクはあります。
どんなリスク?
株価下落リスク
成長株とはいえず今後大幅な株価上昇は期待薄。
短期的には、金融、航空関連事業はコロナショックの影響大。
業績悪化が予想される。
ただし、多角化経営のため金融、航空専門銘柄ほどのダメージは受けないと予測。
減配リスク
リーマンショック時には26円から7円に減配されました。
とはいえ株価急落しても、しっかり配当を出している実績あり。
よって今回のコロナショックでも減配の可能性大だが、無配になるリスクは低い。
長期的には、配当性向30%の現状から考えると、安定して配当を維持できると考察。
優待改悪リスク
株主優待は配当に比べ改悪されるリスクは高いです。
他の企業では業績が悪化すると、すぐに優待改悪か、もしくは無くなります。
ただし優待の種類によっても差がある。
自社グループの優待はQUOカードプレゼントなんかと比べると、企業の負担も小さいため、改悪リスクは低い。
よって株主カード優待は安全。
ふるさと優待は?
自社グループの優待では無いため改悪リスクあり。
それでも、ふるさと優待を始めたきっかけにこんな話がある。
リーマンショック後、海外投資家から売り逃げられて、株価を大幅に下げた。
そこで、株主優待を充実させて個人投資家が増えてくれれば、株価も安定すると考えて
3年以上の個人投資家にはギフトも豪華にした。
今のような素晴らしい優待が始まったとのこと。
なので、よほどのことがなければ改悪は無し。
他社との比較
超優良企業KDDIと比べてどうか?
KDDIは高配当、連続増配、成長性と3拍子そろっている。
オリックス | KDDI | |
---|---|---|
総合利回り | 13.59% | 4.37% |
配当利回り | 5.87% | 3.47% |
優待利回り | 7.72% | 0.89% |
成長性 | △ | ⭕️ |
結論、成長性重視ならKDDIを選ぼう。
まとめ
100株のみの長期保有なら、最強コスパで間違いなく買いです。
なお、利回り13%は100株の場合の計算です。
100株以上だと、優待利回りが落ちるのでおすすめしない。
安定銘柄ですが、金融、不動産事業の特性上、景気に左右されやすいので、株価下落にも耐えられる忍耐力がある人向け。