広い部屋に住みたい。
けど、家賃は抑えたいなぁ〜。
なんかお得に住める方法ない?
そんなあなたには、URの事故物件をおすすめします。
実際に1年間住んでみた経験から、メリット、デメリット、物件の探し方、申し込み方法について説明していきます。
目次
URとは?
一般的にはUR都市機構と呼ばれている。
独立行政法人都市再生機構。
日本全国の団地やタワーマンションなどの賃貸物件の管理を行っている。
対象エリア
北海道
東北エリア:宮城県
関東エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県
東海エリア:愛知県、三重県、岐阜県、静岡県
関西エリア:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県
中国エリア:岡山県、広島県、山口県
九州エリア:福岡県、熊本県、長崎県、鹿児島県
事故物件って大丈夫なの?
事故物件、URでは正式には、「特別募集住宅」と言います。
事故物件とは、前の居住者が死亡している物件のこと。
死亡原因で多いのは自然死(孤独死など)、自殺など。
具体例をあげると。
私が入居していた部屋は、浴室での自殺。
原因については契約時に詳しく教えてくれるので、一応聞いておきましょう。
入居時には浴槽が新品に交換されていてピカピカだった。
自然死についても同じ。
URではないが、今住んでいるアパートも事故物件。
高齢男性の自然死とのこと。
入居時の部屋は床のフローリングもピカピカで全く痕跡がわからなかった。
なので精神的に気にならなければ、物理的には全く問題無しです!
メリットその1 1年間だけ半額で住める!
半額になる事故物件のことを、URでは正式には特別募集住宅という。
1年間限定なので、一番得な方法は1年ごとに特別募集住宅への引越しを繰り返すこと。
常時事故物件の在庫数が多い大阪なんかでは、十分可能。
メリットその2 部屋数が多い
1Kから4LDKまで幅広く種類があるが、2〜3DKあたりの物件が多いので家族や同居者が多い人向け。
メリットその3 敷金・礼金・保証金・更新料が無い
一般の賃貸物件でかかる敷金、礼金、保証金、更新料などの初期費用が一切かからない。
そのため事故物件じゃなくても、気軽に引っ越しができます。
URから他所のUR物件への引越しはお得。
実際にUR引越しを繰り返す人も多いと窓口の人から聞きました。
大阪は常時、事故物件数が多くUR→UR引越しがしやすいので特に狙い目です!
メリットその4 保証人不要
フリータや無職でも契約できます。
その代わりに収入証明書を提出する。
収入証明書では家賃の4倍の月収が必要。
※60歳以上の高齢者や20歳以上の学生の場合は特例あり。
もしくは1年分の家賃を契約時に一括で前納すること。
そして家賃の100倍の貯蓄残高証明ができればOK。
家賃5万円なら500万円の現金での貯金が必要。
株、債券などの金融資産は不可なので注意!
デメリットその1 エアコン、網戸、ガスレンジが無い
エアコン、網戸、ガスレンジは自分で用意しなくてはならない。
エアコンについては1年間だけ入居するならレンタルがある。
クロネコおまかせレンタルの場合、12ヶ月61,050円と配送料が2,130円がレンタル時と返却時にそれぞれかかる。
月単位で換算すると、1ヶ月5,400円ほど。
網戸はURで購入できるが、1万円程度かかる。
ガスレンジについては、5千円程度で購入できる、IHクッキングヒーターで代用しよう。
デメリットその2 郊外にあることが多い
駅近物件が少ない。
近くても駅から徒歩20分以上の立地が多い。
電車通勤には不便。
その分緑が多く公園などの施設は充実している。
近くにスーパーやコンビニが無い場合もあるので、事前にチェックしよう!
デメリットその3 エレベーターが無い
10階以上の高層タワー型ではエレベータは完備している。
しかし、5階立てぐらいの一般的な団地では階段のみで、エレベータはありません😓
引っ越しが大変なのと、ちょっとした外出が面倒になります。
なので、できるだけ低層階を選ぶのが吉。
最上階は夏も暑いので避けましょう。
物件の申し込み手順
早いもの順なので、気に入った物件があったら即仮契約しましょう!
内覧期限は仮申込日から1週間以内。
書類提出期限は内覧日から1週間以内。
仮申し込み期限は書類提出日から1週間以内。
まとめ
家賃は固定費で最も節約効果が高い費用です。
1年限定とはいえ半額は絶対に得!
交通が不便でも困らない人(在宅ワーク)、家族が多く部屋数が必要な人、不動産審査が通らない人に特におすすめします。